9年間使い続けているキーボード「Logicool K270」を分解清掃してみました!

この記事ではキーボードの分解作業が含まれます。
ショートなどの原因になりますので、必ず電池を抜いた状態で作業を行ってください。

この記事ではキーボードの分解作業が含まれます。
分解することでサポートが受けられなくなる場合がありますので、自己責任にてお願い致します。

やっほー!みんちゃんだよ!

Windows7のサポートが終了して早半年、皆さんしっかりとWindows10にアップグレードしていますか?

私はしていません!( ・`ー・´) + キリ

気がついたら無料アップデート期間を過ぎていて、そのままだらだらとアップデートすることなく過ごして来た結果、サポート終了後もWindows7を使い続ける羽目になりました。

 

1年前に書いた記事でも焦っていたのに、この1年何もしてこなかったのが悔やまれます…。

みんちゃんのお部屋を大公開するの!
やっほー!みんちゃんだよ! 昨年末の大掃除でようやく人に見せられるレベルの部屋になったので、そのついでに私の部屋を大公開しちゃいます! 今までは足の踏み場もないくらい荒れた部屋だったので、見せるどころの話ではなかったんです…。 女子力皆無、THE☆趣味部屋って感じですが。 まずは何もない状態の部屋をどうぞ …

セキュリティ的な意味でもこのままの状況はあまりにも危険なので近いうちにアップデートしなければ…。

さて。私は普段、自宅でネットサーフィンやブログの更新、デザインカスタマイズをする際はMacBook Proを使って作業しているのですが、デジタル一眼レフで撮影した画像の管理や音声編集、ライブ配信の作業はWindowsPCを使用しています。 

本当は全てMacBookで完結させたいのですが、対応しているソフトウェアがWindowsOSのみ対応であったり、Mac版のソフトウェアが配布されていてもMacOSとの相性が悪く、著しく作業効率が下がったりするなどの理由で泣く泣くWindowsPCを使用しています。

私のWindowsPCは9年前に自作したものを使っています。

自作PCを作った当時、Logicoolから発売されたばかりの「K270」というキーボードを買い、それを今日に至るまで実に9年間もトラブルなく使用して来ました。

いや、トラブルは目に見えないところで起きていたんですけどね…。

今は後継機種のK-275という商品が出ていますね。

キータッチが硬い

昨年末に自分の所有するデジタル機器のデータ整理をしていた時のことです。

ここ数年はメインの作業環境にMacBookを使用しているので、ほぼWindowsPCを使用する機会がありませんでした。年に数回程度しか電源を入れない程には放置していたのです。

で。久々に電源を投入し、キーボードで文字を打つと何やらキーボードの動きが悪い。

 

前述の通りPCを自作した当時、私がまだMACer*1になる前からずっと使用していたので、9年間も現役で動いてくれているタフな奴なんですが、やはりこれだけ長く使用していると、流石に色々なところにガタが来るようです。

特に反応が悪いとか、ワイヤレスだからレスポンスが悪いとかそういうのではなく、経年劣化なのかキータッチがどうにも重い気がしたんです。

私が使っている"その"キーボードと新品とを同時に比べたわけではないので、どれくらい重いのか正確に測ることはできないんですが、なんというか重い。

重いというよりは硬い。キータッチが硬いんです。

そしてもっと言うのなら「キーの戻りが悪い」んです。押した後に元の状態に戻るまでにほんのわずか、コンマ1秒にも満たないとは思うのですが、感覚的にかなり戻りが悪いんです。

原因を予測してみる

このままでも使用出来なくはないんですが、自粛期間で時間も取れることだしせっかくなら症状を改善させてみようと思います。

まずはいくつか原因を予測してみます。

1. 経年劣化による樹脂パーツの劣化

随分と長いこと使用して来たので、経年劣化による樹脂パーツの劣化を疑いました。

樹脂パーツが劣化するとどうなるかは皆さんも多分ご存知だと思うんですけど、白っぽくなって脆くなったりします。

例えば久々に押し入れや物置から出してきたプラスチック製品が少し力を入れただけで簡単にボロボロになったりした経験はありませんか?

あんな感じの現象がキーボード内部で発生して、キータッチが重くなっているのでは?と考えました。

まぁこの場合は修理云々以前の問題なので、もしそうなのであれば素直に買い換えるしかないですね…。

2. 熱による内部パーツの変形

上の1と同じように、長年使用しているので夏の暑さなどで微妙な歪みが生じてしまい、その結果スムーズなストロークが阻害されている可能性も考えました。

この場合も修理できる範疇を越えているので、余裕で買い替え案件になってしまいます。

3. 埃の堆積によるストロークの阻害

最も有力な説、埃。

キーボードはキーとキーの間に隙間が空いているので、どうしてもそこから埃などが侵入します。

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よく見ると埃の付着が酷いことに…

キーの動きをスムーズにするために、内部に潤滑油が注されている場合などもあり、その油に埃が絡んでスムーズな動きを詐害する場合が多分にあるわけです。

もしも埃が原因なのであれば、分解して洗浄すれば新品のようなキータッチが復活するかもしれません。

何はともあれ、まずは原因究明のために分解してみます!

Let's Disassembly

分解してみる

精密機器などの分解に慣れている人であれば、自ずと必要な工具は分かっているはずです。

もしも今この記事を読んでいる人が分解修理初心者だった場合、きっと何から用意すれば分かっていないかもしれません。

今回はそこまで難しい作業ではないので、これから分解をやってみようと思っている人は、簡単な工具セットを揃えてから挑戦してみましょう。

使用する工具

まずは分解に必要な工具を用意しましょう。

このキーボードを分解するには2つのドライバーを使用します。

JIS規格1番のプラスドライバー

一つ目はおそらく普通のご家庭にもあると思われるプラスドライバー。

+1と言う規格のプラスドライバーです。

持っている人も多いと思うので、家の中を探してみると良いかもしれません。

ちなみに。もしも持っていなかった場合でも、上のリンクから購入するより自分でホームセンターなどへ行って買った方が絶対安いです。

上のリンクはあくまで参考程度にお考えください。

HEX T8 トルクスドライバー

問題はこちらのドライバー。分解作業等の仕事をされている方でなければ恐らく持っていないと思われます。

通常のプラスドライバーとは異なり、先端が6頂点の特殊な構造をしています。よく六角レンチと間違う人がいますが全くの別物です。

六角レンチや通常のプラスドライバーとは違い、より強い力を加えることができる構造になっているため、大きいものになると自動車の部品の固定に使われていたりします。

このトルクスドライバーはホームセンターでも置いてない場合があるので、よく確認してから購入するようにしてください。

分解START!!!

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分解の基礎、電源は必ず外しておく

分解作業に入る前に、本体に取り付けている電池を外しておいてください。

背面パネルと前面パネルを分離する

K270の主な構成部品は前面パネルと背面パネル、キー部品と感圧センサーの4つです。

内部のキー部品と感圧センサーを取り外すために、まずは前面パネルと背面パネルを分離します。

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赤丸はプラスドライバー、青丸はHEXトルクスドライバー

上の画像を参考に赤丸の部分のネジをプラスドライバーで外していきます。

一箇所「DO NOT REMOVE O.K.」と書かれたシールが貼られている部分があります。

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引き返すならこのシールを剥がす前まで

このシールを剥がすとメーカー保証を受けることが出来なくなりますので、よく考えてから剥がしましょう。

青丸の部分はHEX T8トルクスドライバーを使ってネジを外します。

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マイナスドライバーで無理して開けるのは厳禁

一部のブログでは「T8トルクスネジはマイナスドライバーでも開けられる」と書かれていることもありますが、余程コツをつかんでいない限りねじ山を舐める原因になりかねないので御法度です。ちゃんとサイズの合う物を使用しましょう。

外したネジは小さい子供の手の届かない場所で、無くしたりしないような場所に保管しておきましょう。

また外したネジの位置が分かるような保管の仕方がベストです。

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ネジは無くさないように注意

 全てのネジを外したら前面パネルと背面パネルを分離させますが、この時サイドにある爪がとても硬いので注意が必要です。

無理に思いっきり外そうとすると、本体が割れたり歪んだりする原因になりますので慎重に外していきましょう。

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緑色の部分の爪が特に硬い

上の画像の黄色の部分の爪は比較的簡単に外す事ができますが、緑の部分がかなり硬くなっているので要注意です。

うまく外せれば背面パネルと前面パネルが分離します。

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外れた前面パネルと背面パネル

背面パネルにはその他の部品が何もついてこないので、このまま水拭きして乾かしておきましょう。

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犠牲になったサイドの爪…

ちなみに私が分解した時もしっかりサイド部分の爪が割れまして、犠牲になってしまいました。が、この部分は割れたとしても後々の使用には全く影響ないので心配する必要はありません。

むしろ分解にこれくらいのトラブルは付き物よね!

前面パネルから部品を外す

背面パネルと前面パネルの分離に成功したら、今度は前面パネルから部品を外していきます。

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まだまだ多くの部品が残っている

まずは上の画像左上にあるメイン基板と感圧センサーシートを固定しているネジとステーを取り外します。

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水色丸のネジを外す

外したネジとステーはセットで保管しておきましょう。

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3点セットで保管しよう

固定用のネジとステーを外したら感圧センサーシートをそっと外します。

感圧センサーシートは上下2枚セットになっていますので、2枚とも外します。

この時上下のシートがズレないように注意しながら外します。

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感圧センサーシートは1番の精密部品なので取扱注意

次に感圧センサーシートの「下*2」にあるキープッシュアシストシートを外します。

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ゴムに似た感触のシリコン製アシストシート
これは水で丸洗いできる

ここまで来れば外す部品はあと一つ。メイン基板です 。メイン基板は電池ユニットと一緒になっているので、先に電池ユニットのプラス端子部を浮かせて外します。

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先の細いドライバーや錐で電池ユニットのプラス側端子部を浮かせて外す

残りのメイン基板とマイナス端子部をゆっくり持ち上げながら外します。

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金属部分が変形しないように慎重に外す

外したメイン基板は高温多湿を避けて保管しておいてください。

以上で前面パネルから電子回路系の部品が全て外せました。いよいよキー部品の取り外しと清掃に取り掛かります。

ここまでは準備運動だよ!ちゃんとついてこれてるかな?

キー部品を外す

前面パネルから電子部品などの「水濡れ厳禁」部品が取り外せたので、ここからはキー部品を外して洗っていきます。

前面パネルを裏返すとキー部品の裏側があらわになります。

下の写真のように中心が「○」になっているものと「+」になっているものがあります。

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上段の中心が「+」下段の中心が「○」になっている

この中心部分を綿棒などで押し出すと、勢いよくキー部品が外れます。

結構強い勢いで飛び出すので、無くさないように注意してください。

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水色○の部分は簡単に外せる 紫色の点の部分を綿棒で押し出す

上の画像の紫色の点で示したように中心部分を押してキー部品を外していきます。

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電源部分の部品

水色の丸の部分のキー部品は電源スイッチの部品なので、他とは形が違います。

そのほかのキー部品は「Enter」「Shift」「Space」のみキータッチの感触を強くするための金属部品がついていますので、無理に外したり引っ張ったりしないように気をつけてください。

そしてこの金属部分には潤滑剤としてオイルのようなものが付着しているのですが、ここが埃の温床にっている可能性が高いです。

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金属の部品がついているキーは特に慎重に取り外す

押した時に「ッターン!」ってなるキーだよ!

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大きな部品は踏んだりしないように!

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小さな部品は無くさないように要注意

外したキー部品は次のステップで洗浄するので一つにまとめておきましょう。

きれいに洗浄する

早速丸裸になったフロントパネルを見てみましょう。

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タップするとモザイクなしの画像が表示されます

凄まじい汚さだったのでモザイク処理をしてあります。クリックするとモザイクなしの画像が表示されます。

この汚さなので、恐らくこれがキータッチを硬くしていた原因と見て間違い無いでしょう。

早速洗浄していきます。

フロントパネルを洗浄する際は、食器用中性洗剤を5〜10倍希釈した液体をたらい等の大きい容器に入れ、その中に入れて1時間ほど放置します。

その後ペーパータオルなどで水気をしっかり拭き取って、高温多湿を避けて一晩ほど放置して残りの水分を飛ばします。

キー部品を洗浄する時は、1ℓサイズのポリ袋などに希釈した洗浄液を入れてから袋の中に投入し、できれば一晩ほど置いておきます。

ザルなどにキー部品を出し、流水でよく洗い流してください。この時洗剤が残ると後々トラブルの元になりますので、しっかり流しましょう。その後ペーパータオルの上にキー部品同士が重ならないように並べ、その上からペーパータオルを被せて水分を取り除いてください。

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このくらいまで水分が飛んだら手作業で水分を除去していく

上の画像くらいまで水分を飛ばせたら、ティッシュペーパーで"こより"を作って細かい隙間に残っている水分をしっかり吸い取りましょう。

いよいよ次は組み立てだよ!

元どおりに組み立てる

恐らくここからのステップに一番時間がかかると思います。

めちゃくちゃ地味な作業だから飽きないでね…?

洗浄が終わったフロントパネルにキー部品を戻していくのですが、そのまま戻していくと近いうちに再び異音やキータッチの違和感といったトラブルが発生してくるので、キー部品一つ一つにシリコーングリースを塗布していきます。

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ホームセンターでも手に入る

今回はホームセンターで手に入るAZ シリコーングリースを使ってみました。

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キー部品をこの状態で置く

上の画像のような向きでキー部品を置きます。

爪楊枝か綿棒の先端にシリコーングリースをつけ、足の四隅と爪の部分に塗っていきます。

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これでも少し塗りすぎ…

そこまで厚塗りする必要はなく、薄ーく塗り伸ばす感覚で塗っていきます。

先述した、金属部品のついている「Enter」「Shift」「Space」の各キーについては、フロントパネルと金属部分が接触する部分にもシリコーングリースを塗布します。

この時、あまり厚塗りしすぎると感圧センサーシートを装着した際に接触不良を引き起こす原因になりますので、ご注意ください。

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この作業を…

塗っては嵌め込み、塗っては嵌め込み、ひたすらこの作業を繰り返していきます。

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ひたすら繰り返す

キーの位置を間違えないように注意しながら、108個全てのキー部品を嵌め込んでいきます。

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根気よく頑張ろう…

キー部品を全て嵌め込み終わったら、一度フロントパネルを裏返します。

洗浄して乾燥させておいたアシストシートの凸部分をフロントパネル裏面のガイドポケットに嵌め込んでいきます。

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ピンク色の丸のように軽く押し込んで嵌めておく

全部で10箇所ありますので、位置を合わせて軽く嵌め込んでおいてください。

次に電源スイッチを戻します。上下を間違えないように気をつけてください。

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三角状の突起部分が上になるように

メイン基板を戻します。この時電池ユニットの金属部分もしっかりと嵌め込んで戻しておきましょう。

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ステー固定用のねじ穴と合わせると嵌めやすい

さて、一番気を遣う瞬間です。

メイン基板と感圧センサーシートを合わせていきますが、下の画像のようにメイン基板にある24本の端子と感圧センサーシートにある24本の端子を合わせて置きます。

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オレンジ色の矢印の部分をしっかり合わせる

ここが合わせられれば、自ずとキー部品とセンサーの位置が合うようになっています。

しっかりと位置調整をしたら固定用ステーで留めます。

最終的に以下のようになればOKです。

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ここまで来ればあとは背面パネルを被せるだけ

背面パネルを被せてしっかりとネジで固定しましょう。

これにて分解および洗浄作業は終了です。

お疲れ様でした!

動作確認をする

分解・洗浄作業は完了しましたが、接触不良はないか、キータッチに問題はないか等、いくつかチェックしなければならない項目があります。

キータッチの確認

組み立て終わったキーボードで文字を軽く叩いてみましょう。ストローク深さは確保できているか、キーの押し込みや戻りに問題はないか、自分の感覚で確かめてみましょう。

キーの動作確認

以下のページにアクセスして、全てのキーが認識されるか確認してください。

ちょっとしたキーボード故障チェック・テスト - ちょっとしたタイマー
ちょっとしたキーボード故障チェック・テストツールです。キーボードの入力確認・動作確認など。

キーが認識しない、キータッチに違和感がある、等の異常が認められる場合には再度分解して、一つ一つ確認していきましょう。

まとめ

今回の作業は洗浄したり、それを乾燥させたりといった非常に時間のかかる作業が多く全作業で3日間、時間にすると20時間ほどかかってしまいました。

やっぱり分解作業は時間のある時にやったほうがいいと思います。

分解・洗浄を行ったことで、2000円未満のキーボードとは思えないほどキータッチが高級品「っぽく」なりました。

文章を打ってみるとすぐにわかるのですが、打鍵音が比べ物にならないほど静かになりました。今までは「カチャカチャ…ッターン!!!」っていう感じだったのですが、「カタカタ…トン…」みたいな。

これは実際に経験してもらわないと分からないと思いますが、本当に同じ製品なのかと自分で疑ってしまうレベルです。

シリコーングリースがいい仕事をしてくれているっぽいです。

時間と自信があるなら、本当におすすめです。

おわりに

今回は分解してすぐに埃の堆積が原因であることが分かったので、結果的には良かったのですが、もしも分解して埃も何もないのであれば新品を購入したほうが良いかもしれないです。そもそも本体価格が2000円もしないので、労力を考えたら買ったほうが早いです。

元も子もないこと言っちゃってごめんね…

ただ、やっぱり長く使い込んだキーボードなので愛着が湧いているのもあって、今回も分解して直してみました。

一つだけ特殊な工具が必要ですが、分解をこれからやってみようと思っている人は持っておいて損はないです。

是非とも挑戦してみてくださいね!

 

今回もかなり長くなっちゃいましたが、無事最後までついて来れたでしょうか。

割とマニアックな内容だったとは思いますが、誰かの力になれたら光栄です。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

次回もお楽しみに!またね!

*1:Apple製品使用者の意

*2:本来の位置は感圧センサーシートの「上」にありますが、分解の手順上「下」と表記しています。